― 超無撚糸(20-1.39 / 16-1.59)について ―
タオルの質感を大きく左右するのが「撚り(より)」です。 一般的な糸は、繊維をねじって(撚って)強度を出します。しかし、無撚糸(むねんし)はその撚りを極力少なくした糸です。そして「超無撚糸」は、さらにやわらかさと吸水性を追求した仕様になります。
超無撚糸とは?
超無撚糸は、糸にほとんど撚りをかけないことで
- 驚くほどやわらかい肌触り
- ふわっとしたボリューム感
- 高い吸水性 を実現する糸です。糸そのものが空気を多く含むため、触れた瞬間の「ふんわり感」が大きな特徴です。
超無撚糸の特性
- 圧倒的なやわらかさ 通常の糸よりも撚りが少ないため、繊維がそのまま立ち上がり、とてもやわらかい触感になります。
- 高い吸水性 繊維の間に空気を多く含む構造のため、水分を素早く吸収します。
- ボリューム感が出やすい 同じ匁でも、見た目のふくらみが出やすいのが特徴です。
- 注意点 撚りが少ないため、通常糸より毛羽落ちが出やすい傾向があります。用途に合わせた設計が重要です。
20-1.39 と 16-1.59 の違い
数字は糸の太さ(番手)を示します。前半の「20」「16」は糸の太さ、後半の「1.39」「1.59」は撚りのバランス設計を示します。
20-1.39 の特性
- 特徴 やや細めの超無撚糸、非常にやわらかい、軽やかで繊細な風合い
- 仕上がりイメージ ふんわり・やさしい、軽くて上品、肌あたりがなめらか
- 向いている用途 ギフト向け、高級ブランド物販、サウナブランド(肌触り重視)、ベビー・敏感肌向けライン
「触れた瞬間の気持ちよさ」を重視する場合に適しています。
16-1.59 の特性
- 特徴 20番手よりやや太め、しっかりとしたボリューム感、吸水量が多い
- 仕上がりイメージ ふわっとしながらも厚みがある、吸水性が高い、存在感のあるタオル
- 向いている用途 サウナ・温浴施設、ホテル用途、高価格帯物販、実用性重視の商品
「やわらかさ」と「しっかり感」の両立を目指す場合に適しています。
比較表
| 糸 | 太さ | 風合い | 吸水性 | 向いている用途 |
|---|---|---|---|---|
| 20-1.39 | やや細め | 非常にやわらかい | 高い | ギフト・高級物販 |
| 16-1.59 | やや太め | ふんわり+厚み | 非常に高い | サウナ・ホテル |
Google スプレッドシートにエクスポート
超無撚糸はこんなブランドに向いています
- 価格よりも「体験価値」を重視したい
- 高級感を出したい
- 触感で差別化したい
- ボリューム感を訴求したい
よくあるご相談
- 超無撚糸は高くなりますか? 通常糸よりコストは上がる傾向があります。ただし販売価格も上げやすい仕様です。
- 毛羽落ちは大丈夫ですか? 設計次第で抑えることが可能です。用途に応じた最適な匁との組み合わせをご提案します。
- ジャガード織や刺繍との相性は? 可能ですが、ボリュームがあるためデザインとのバランスが重要です。
ゴールデンポートの考え方
超無撚糸は、「価格で勝つ商品」ではなく「体験で選ばれる商品」に向いています。触れた瞬間の印象は、ブランド価値に直結します。用途・匁・加工方法と組み合わせて、最適な設計をご提案いたします。